痩せる治療法
昔から何度摘発しても現れては流行るニセ薬が2種類あると言われています。一つは「ハゲの治る薬」で、もう一つは「痩せる薬」です。
戦争の混乱期からは想像もできなかった発達により、飽食の時代となって「痩せたい」願望を抱く人がますます増えています。
まず、太る体質と太らない体質についての説明から始めます。
「私は痩せすぎてちっとも太れなくて・・・」と(この文章を真剣に読んでいる人からは)うらやましいというか、首を絞めてやりたくなるような悩みを持った人がいます。しかし、考えてください。同じ食事をして太れないということは、栄養の吸収率が低いということで、即ち胃腸が弱いのです。反対に「水を飲むだけで太る感じが・・・」という人は、栄養の吸収率が高く、胃腸の丈夫さには自信を持ってください。
前置きが長くなりましたが、本題の痩せる治療法について、いよいよ解説いたします。ジャジャジャジャーン。
数年前に「痩せるハリ」と宣伝して耳針をする方法が大流行しました。その効果は人によって様々でしたが、平均2〜3kgが良いところで、治療を止めればすぐに元通り。さらに、この方法でも食事制限はしなければなりませんし、2ヶ月もするころには体調を崩す人がほとんどだったそうです(現在この方法を宣伝している治療院がないことからも効果は分かると思います)。
そこで、当院の「脉診流経絡治療」の登場です。全身のバランスが整えば「痩せすぎは太り、太りすぎは痩せる」ことになっています。(が、これは病的な場合を差しています)
つまり、極端に発汗しない・極端に小便が少ない(水分代謝障害)、成人病、高血圧で全身がむくむ、ステロイド剤やその他の薬による副作用は痩せ、胃腸の弱い人は太ってきます。単なる運動不足や過食(間食・夜食を含む)によるものは、人間の生理作用ですので、治療対象とはなり得ません。
結論としては、「他力本願によって痩せることは不可能。ニセ薬にはご注意を」ということです。
でも、そこの貴方。そうガッカリしないで、次のページを読んでください。努力次第では痩せないとも限りませんから・・・
TRADITIONAL JAPANESE MEDICAL
脉診流 にき鍼灸院
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