2015年11月8日

10年ぶりに親子部門でエントリー

彦根シティーマラソン2015


親子部門の看板写真   スタート地点へ向かう管理人と長男   スタートを待つ選手たち


 10年ぶりに 第29回彦根シティーマラソン(リンクは歴代大会結果ページ) へ、親子ペア3km部門で参加をしてきました。左の写真が親子ペア部門の看板で、中央はスタート地点へ向かう管理人と一緒に出場した長男、右はスタートを待つ選手たちの様子写真です。

スタート地点へ向かう途中、親子で記念撮影  娘が生まれた年に副院長の伴走で5kmクラスをエントリーした2005年彦根シティーマラソン から、10年も経過していました。こういう小さめのマラソン大会では家族の応援団が不可欠なのですけど、右の写真のように子供は合計三人になりました。
 親子部門は小学校になるとエントリーできるので、ファミリーのほほえましい姿を見ていましたから「いつかは産まれてきてくれた子供と仲良く走ってみたい」とうらやましく見ていました。けれど問題は管理人が視覚障害者であるため、ペア部門でありながら子供の方が伴走という形になってしまうところです。普通の親子なら併走をするか親が後ろから見守りながらという形になるのでしょうけど、ロープを握ってペースを会わせて最初から最後まで一緒に走らねばなりません。体力的に勝っている親としてペースメーカーの役割などはつとめるとしても、3kmを走れる体力だけでなく周囲を見渡せる余裕が必要です。小学二年生に今年なった長男なら体力的には一段抜けているので、相談をすると「やってみたい」という返事でしたからエントリーしてみました。 ビデオ スタート地点へ選手が移動してきています、どうして「超わかりやすい」の?

ゴールして水分補給をしています   ゴール後に、もう一度四人で記念撮影


 長男は普段から空手をしていますし、少年野球も体験していたりと運動不足はなく、管理人も水泳だけでなくランニングマシンで走ることもしていますから、3kmの距離に不安はありませんでした。それで都合から最初で最後のリハーサルをしたとき、「オーバーペースにならないように」と注意をしておいたのに、ほとんど全力疾走です。これはオーバーペースを身体で覚え込んでもらうしかないということでそのまま走り続けたなら、やっぱり200mくらいでもう息が上がってしまいます。柔軟二種類のロープと左右どちらの手が持ちやすいのかを確認するのがリハーサルの主な目的でしたから、息が上がって立ち止まることにより逆にメリハリをつけた確認と練習になりました。けがの功名で今回はよかったのですけど、やはりリハーサルは複数回必要だと反省でした。
 それで本番はオーバーペースを気にするまでもなく、大混雑の中でのスタートでしたからスタートラインを踏み越えるだけでも時間が掛かっている状態であり、その後も前半はスローペースの集団から抜け出せないので体力を充分に残してゴールが目指せました。左の写真はゴール後にすぐ水分補給をしているところであり、右の写真は雨の中を応援してくれていた兄弟たちと再び記念撮影をしたものです。 ビデオ 陸上競技場へ戻ってきました

靴底のゴムがとれてしまい、つま先側だけでつながっている状態  ところが、管理人の靴に途中からトラブルが発生していました。写真のように、左足の靴底ゴムがかかと側から切れてしまい、つま先側だけでつながっているという状態に壊れてしまっていたのです。長男も少し苦しかった中間少し手前のあたりで、最初は「何かゴミを踏んでしまいそれがくっついてきたのか?」と思ったのですけど、いくら雨の中を走っているといいながらも大きなゴミがとれないはずはないので靴のトラブルだと気づきましたが、サッカーシューズなので靴底が分厚く痛みを感じませんからそのまま走り続けられました。でも、非常に感触が悪かったですね。
 この靴は ブラインドサッカーに取り組んで などで紹介している視覚障害者のサッカーをするために十年以上前に購入していたものであり、靴底が分厚いのでロードのランニングにも都合がよかったので使い続けていたものでした。最後まで靴底の分厚さに助けられたのであり、引退試合として十分な幕切れになってくれましたね。ここ数年の彦根シティーマラソンは雨にたたられ続けており、それも大雨になっていたのですけど、今年も大雨の中になりましたがこの靴だったから最後まで耐えてくれていたのかも知れません。

 家族全員で参加したことにより紲も強くなり、次男も「来年はお母さんと一緒に走る」と宣言です。長男は一人で5km走りたいという宣言ですけど、小学生は3kmまでなんですよね。すると管理人とのペアは娘ということになるのですけど、娘は運動に全く興味がないそうなんです(苦笑)。 ビデオ 解体工事が決定している陸上競技場で、頑張ってゴールしました


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