ストレッチ体操をしよう(No.5)

長座をしてから片足を直角程度に曲げて反対側にまたがせ、伸ばしている側の手を曲げている足の外側から回して足首をつかんでいる写真   左を反対側から撮影した写真

 またイメージしてもらうのも写真も分かりづらいパターンなのですが、まず両足を揃えて長座をしてから片足だけ直角程度に曲げて伸ばしている足の外側へまたがせます。写真でいえば右足を伸ばして左足を曲げてクロスさせていますね。伸ばしている側の手(写真でいえば右手)で曲げている足の外側から回し込み、曲げている足の足首(左足首)をつかみます。
 かなり強制的にひねっているので余っている手(左手)はやや後方について、腰を中心に上半身と下半身を同時にひねっているのを助けます。この時に顔は水平で、なるべく足とは反対側を向くようにしておきます。  身体が硬くてクロスさせた足の足首もつかめない人は、このパターンはスキップされてください。

長座をしてから片足を崩した正座のように曲げ、そのまま上半身を倒して寝てしまった写真   両足とも曲げて、そのまま上半身を倒して寝てしまった写真

 一連の仕上げは太股の前側を伸ばします。まず長座をしてから片足を崩した正座のようにして折り曲げてしまい、そのまま上半身を後ろに倒してできれば寝てしまいます。反対側でもやった後には右の写真のように両足とも曲げてしまい、これも上半身が寝てしまえればいいですね。
 これも前と同様に全く無理だと思われたならパスされてください。

 しかし、本当にこのモデルさんは柔らかかった。管理人もかなり柔軟性はある方なのですが、これほど完璧に上半身を倒した上に足もピッタリ着けたままにはできないですね、恐れ入りました。


両手を組んで手のひらを外に向け、万歳姿勢での写真

 最後はもう一度「万歳姿勢」で全身を伸ばしましょう。どうもお疲れさまでした。心地よい疲労感と身体全体が伸びて「気」が巡ってきたのではないでしょうか?
 もちろん、ここに紹介しただけがストレッチではありませんし、少しの工夫でバリエーションが付けられるだろうと省略してもあります。目的に合わせて自分のパターンを作ることが大切ですし、ワンパターンにならないことも大切です。


 では、 パンフレットのダウンロード から入手できる「肩こりの話」で紹介した全て寝たままでできる首から背中全体のストレッチと、自分でできる骨盤矯正法、腰痛でも無理のない腹筋・背筋運動もご覧ください。

付録1 一人でできるかも知れない骨盤矯正へ   付録2 腰痛でも無理のない腹筋・背筋運動へ   肩こりのストレッチへ



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