ストレッチ体操をしよう(No.6)

肩こりのストレッチ

 このページでは パンフレットのダウンロード から入手できる「肩こりの話」で紹介した、全て寝たままでできるストレッチを紹介します(実は写真付きバージョンを出せ出せといわれ続けながら、とうとう印刷物では出せずにここの掲載で勘弁してもらおうという魂胆なのであります、ポリポリ)。
 ストレッチの 説明 で解説しているように、バウンド・ストレッチで行ってください。管理人もホームページ製作で疲れた時には、自ら行っているストレッチです(笑い)。

立て膝をして頭の後ろで腕を組み、肘を絞ることで頭を持ち上げている写真   別の角度から撮影した写真

 まずは立て膝をして腕は頭の後ろで組みます。肘を絞るようにすると自然に頭が持ち上がってきます。表現を変えると肘に力を入れることで頭を引っ張り上げます。ですから、首に力を入れて勝手に頭を持ち上げないことがこのステップでの注意事項ですね。

膝は伸ばし頭の後ろで手を組んで肘を床に押しつけるようにしている写真

次は膝を伸ばします。腕はやはり頭の後ろで組み、 今度は肘を床に押しつけるようにして肩甲骨と肩甲骨が近づくようなストレッチとします。このステップでの注意事項は肘の高さで、耳と同じ高さになるようにするとより効果的です。

また立て膝にし、膝から倒して腰をひねっている写真    反対側に膝を倒している写真

 三番目のステップでも頭の後ろで腕は組みますが、今回はリラックスして腕枕の役割だけです。また立て膝をして、膝から床に向かって倒していけば無理なく腰がひねれて背中全体も伸ばすことができます。左右ともに行ってください。

 「肩こり」に対するストレッチは、この三つのステップのみです。要領が飲み込めれば1クールを1分程度で済ませられますから、数回繰り返すことでより効果的となります。

 一つ一つのステップはどこの参考書にも掲載されているものであり珍しいものではありません。しかし、自ら書いて申し訳ありませんがこの三つだけで首から背中・腰まで全てをカバーし、安全性も含めて効率的な組み合わせとしたのは管理人です。この組み合わせとするためだけに一ヶ月近くテストを繰り返しているので、相当に自信を持っています。お試しください。



腕枕で寝てまず立て膝をし、足を組んでから床に押しつけるように倒して腰をひねっている写真    反対側に倒している写真

 おまけの写真も掲載しておきました。三つ目のステップを改良し、まず腕枕で寝た姿勢で立て膝をし足を組んでから床に押しつけるように倒して腰をひねります。このようにすることで簡易の骨盤矯正ができます。
 でも「簡易」ですから、効果の程度はそれほど期待されないでください。一時的な腰痛の緩和には十分役立ちますが、腰痛が少し回復したなら ストレッチ体操をしよう を行い、 一人でできるかも知れない骨盤矯正 を試みてください。でも、一番は治療を受けて頂くことです。

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