2005/11/27

『すくすくフェスティバル』に参加してきました

手作りの合図棒でターンの合図をしてもらっている写真

 11月23日は 雑誌『鍼灸OSAKA』 の座談会記事から知ったということで大阪府鍼灸師会の研修会に招聘されており、実技を終えて緊急の連絡事項はないかと携帯電話を確認したのであります。すると、えらいこっちゃの緊急事項が伝言されていました。
 なんと4日後の27日に「フェスティバルを開催するからデモを泳ぎに来い」とあるのです。毎年ロングディスタンスでお世話になっている すくすく岐阜 のコーチですから駆けつけないわけには行きません。けれど、 2005彦根シティーマラソン を走ったばかりですから練習メニューがクーリングダウンに泳ぐ程度でしたし、まして短い距離での競泳はここ数年取り組んでいませんでした。
 確認の電話では「自由形は25m程度とリレーの背泳があればいい」とのことでしたが、明くる日のメールでは「トップで100m個人メドレーを泳げ」とあります(この世界では毎度の話です、笑い)。突然の練習で筋肉痛にもなりましたが、フェスティバル参加者から拍手をもらってとても嬉しい時間を共有させてもらいました。また手持ちの合図棒が一本しかなかったので、写真のようにジュースのペットボトルを活用した楽しい(?)手作り合図棒で、すくすくのスタッフにも視覚障害の介助を無理矢理体験してもらいました。
合図棒の写真

 そして、ゲストにバルセロナとアトランタオリンピックの背泳で入賞されている 糸井統(いとい はじめ) さんも来場されていて、片大腿切断のもう一人のデモンストレーター後藤政幸さんと一緒に個人レッスンをフェスティバル終了後に受けさせてもらうことが出来ました。
 管理人は高校時代に全国身体障害者スポーツ大会 (現在は全国障害者スポーツ大会) に参加するため突然競泳を始めたのですが、《ひょうたんから駒》とはまさにこのことをいうのでしょうね、一番長く競技を続けています。それで右目のみでしたが当時はもっと視力があったので、右目の視界に左手が入ってこないと不安になり、いつの間にか左手を巻き込むような泳ぎになってしまいました。これはかなり悪い癖です。
コーチを受けている管理人と後藤さんの写真

 そこで「左手を巻き込まないようにするには?」とコーチを求めたところ、「キックが強そうだから」ということで イアン・ソープ の 泳ぎ方を教えてもらいました。
 オーソドックスな自由形は腕を交互に回して水をつかんでいきますが、この泳法は右手なら右手が一回転するまで左手は伸ばした頂点で待たせておき、右手が頂点に戻ってきたなら今度は左手だけを回していくというものです。これだと身体の抵抗がほとんど発生しないので、水をつかむのも効率よく一気に前進します。それだけにキックだけでなく腕力も相当に要求されますし、大きなストロークになるので短距離には若干不利です。でも、夢に見ていた一気に前進する泳法が得られました。糸井さん、ありがとうございました。
 早速二週間後の講義 「漢方鍼医基礎講座 第七回」 で詳しく話しましたが、「無駄な力を抜く」ことの大切さを衝撃的に再発見した一日でありました。


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