合理的判断そのものを期待しないことにしました

前エントリーの合理的な判断をしてくれないことに釈然としないことの続きですけど、要するに私が治療に携わる上で合理的な判断を常にしなければというサイクルから外れられないだけで、世間一般は常にそのような考え方はしていないのだと納得することにしました。
問診をしていても合理的に答えてくれる人はほんの一握りであり、要領よく答えてくれるケースでも症状まで切り分けられていることは少ないものです。まして時間的なことがごちゃごちゃになっていて、本人しか知らない情報の方を先に話してくることさえ珍しくありません。
要するに「合理的判断をしてくれているだろう」と期待して行動してしまうことそのものが間違いであり、日常で発生した疑問の全てに石橋を叩いて渡る心構えが必要なのでしょう。そうでなければロシアがウクライナへ一方的に戦争を仕掛けるなど、専門家という人たちがほぼ予測を外した減少など出てくるはずがありませんから…。