おいおいおい!!という対応

「おいおいおい、そんなこと医者が平気で口にすんなよ!!という報告を、久しぶりに来院された患者さんからダイレクトに聞いてしまいました。
過去に来院されていたときは小さな孫の子守がしんどくて下腹部の持続的な痛みが発生してしまっていたのですけど、このときにも検査をいくら受けても何も見つからないということからでした。そして今回は子守はすでに卒業しているのですが、同じような持続的な強い下腹部の痛みです。一見すると腹水が蓄積していそうな感じでもあります。けれど、これは腹診をするだけで小さくなりましたから腹水とは違います。
問題は腰痛も訴えられていたのでご丁寧にMRIまでしたのですけど、異常が見つからなかったということで「腰とお腹は関係ありません」と断言したのだそうです。おいおいおい、素人が考えても下痢を我慢していたなら腰の痛みがそのうちに発生してくることくらい経験済みですし、腫瘍でもあれば腰痛は発生してきます。ぎっくり腰を我慢していてお腹の具合まで崩すことだってあります。10円玉には表裏がない、印刷は一種類のみだと断言しているようなものです。
あまり人の仕事や評判について悪口を言いたくない方なのですけど、この対応はあまりにひどいので「ヤブ医者でしたね」と、思わず口走ってしまいました。自分にはわからないなら、はっきり「わかりません・ごめんなさい」といえばいいのに。