2日前から速報が流れてきて段々と詳細な情報も出てきている、ウクライナがロシア奥地の戦略爆撃機を一気に爆破したスパイダー・ウェブ(蜘蛛の巣)作戦。1年半前から用意されてきたプレハブハウスを偽装した格納庫にドローンを仕込み、遠隔操作で一斉同時攻撃を仕掛けて全体の30%以上の爆撃機を粉砕しました。
30%もの爆撃機が失われたことの評価はまちまちで、数機あればウクライナ本土への攻撃はできるので支障はないとする意見や、新規製造も修理もできない中では今後爆撃機は温存して使えなくなるという意見、これで実質的に核攻撃はできなくなったという意見、いずれにしても奥地の基地警備にも資金と人材を割かねばならなくなったので、先日はウラジオストックにも攻撃があったのでロシアの負担は一気に増大したことになります。
モスクワ在住の日本人の話でも、攻撃の情報は相当流れており攻撃が民間にも及ぶ不安とインフレ上昇の不安が一気に高まっているそうです。戦闘も早く停止してほしいものの領有地が広がらないなら続けたほうがいいというのはロシア市民の意見らしいです。やはり市街地への攻撃も必要なのかも?
戦争の形そのものが変わってしまったのですから、自衛隊も装備のかなりにドローンを配置すべきであり、特殊作戦部門を持っていないというのは致命的です。ロシアが瓦解するようなら素早く北方領土の奪還をせねばなりませんし、天然資源のあるウラジオストックなどを味方につけることもせねばなりません。ウクライナの掃海作業や地雷除去作業への派遣、きちんと計画しているのだろうか?