腕を下げていると痺れが発生して、腕を上げた状態だとシビレガ解消するという症状を訴えられることが、時々あります。
これは大垣市内の病院に入院中で抜け出して通われたという人がおられたので忘れられない経験なのですけど、ポイントは肩中兪でした。
西洋医学的にはこの下側で血寒が押さえつけられているため、血行障害を起こしているのであり、腕を上げると血管の圧迫が一時的に解消しているわけです。
当時は毫鍼でしたからおもしろくて深く指したりもしていたのですけど、結局は中心部を緩めるためには周囲から柔らかくなるような施術をすることでした。