鼠径部

 今日の臨床では鼠径部に問題のある患者さんが目立ちました。しかも全員女性ですから、ちょっと困ってしまいます。さらに若い人ほど鼠径部の症状を持っていました。
 触覚も症状も、そして病理もそれぞれ異なるものの、「どうしてこれだけ鼠径部に集中しているの?」という感じです。
 勝負は本治法であり、本治法を終えた段階で柔らかさが出ていなければ、そしてしばらく休憩してもらったならさらに柔らかくなっていないと鼠径部の症状は取れないでしょう。ムノ治療として取り組み始めた当初は鍼管を使って毫鍼をたたき込んでいたという荒っぽいこともしたのですけど、最後にムノ治療をすると持続力が絶対的に違います。

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