気血津液論と邪論の使い分け

 昨年の今頃に気血津液論と邪論の使い分けについて、時邪のある経絡の井穴を営気の警察を行うことにより判断ができることを発見しました。それも陰経からと陽経からのアプローチも、判断ができます。
 まず脉状が跳ねてしまうと、これは論外ということにします。次に脉状が変化して浮いてくれば気血津液論、沈めば邪論という判断です。今の時間帯だと肝経の大敦、もしくは胆経の竅陰から探ることになります。
 ところが脉の変化具合にばらつきがあり、どうも滋賀の会員でも納得をしてもらえず臨床投入は私だけでした。これを営気の軽擦から経絡を切ってしまう方法に変更してみたところ、脉状の変化がリアルタイムではなくなりましたけど確実に変化が出せるようになってきました。
 次はどの程度の指の重さや回数が最も確実なのか、検証をしている途中です。

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