昨日まで夏期研名古屋大会2

 漢方鍼医会といえば「ていしんのみで治療ができる」と代名詞になりつつあるのですけど、入門部ではまず治療家の手を作るという意味で毫鍼が義務づけられています。
 私はずっと長く毫鍼を使ってきて、自然とていしんへ持ち替えただけですから何度か練習をすれば基本刺鍼くらいはすぐ感覚が戻るのですけど、滋賀も含めてですが地方組織ではいきなりていしんを持つのが当たり前になっていて夏期研の時だけ義務だからと毫鍼を持ったのでは、これは気が漏れてしまいます。
 というより、ていしんでの治療をしたいと入会してきている人たちなのですから毫鍼を持つ意味が今更なく、形の収斂のみになってしまいますから気が漏れて当然です。
 それで結果ですけど、一日目の一時限で基本刺鍼から全身がだるくなってしまい、最後まで全身倦怠を引きずった状態でした。珍しく飲み直すこともなく、直接に自宅へ戻ってきたのでありました。

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