実技公開を見せてもらって

 そして伝統鍼灸学会の小委員会なのですが、会場が和室だったこともあって今回は最初から宴会モードでした。
 けれど実技交流も二度目なので参加者はそれも楽しみにしており、東洋はり医学会が担当だったのですけど自信に満ちあふれた実技進行ですから脈診を中心にしていない研修会からは様々な質問が出てきており、この形式に強引に変更してもらってよかったです。
 東洋はり医学会の本治法はあの当時とほぼ変わっておらず、この点は非常にわかりやすかったです。脈の評価の仕方も、あの当時のままでした。
 ただ、驚いたのは適応即の決め方でした。肺虚肝実証は症状からも脈からも簡単に判断できたので、肝経の圧痛を探してそちらが自動的に反対側と決定されたのです。「えっ、適応側をそんな簡単にいじってもいいの!?」という感じでした。

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