手術後に首の痛みの残る患者さん

 舌癌の手前の状態で、舌の右四分の一くらいを切除する手術を受けた患者さんです。転移はなく、リンパ節の切除はしていないらしいです。傷口は回復しているとのことであり、顎やその周囲に痛みの後遺症が残ると説明は聞いていたとのこと …

今日はこちらが眠い

 先日は爆睡を通り越すほど眠る患者さんが時々おられることを書きましたけど、今日はこちらの方が夕方は眠くて何度も椅子に座ったなら知らない間に瞬間的に寝ていました。  「この症状のためには運動を」と患者さんに申し渡そうとして …

点字の電子手帳

 これだけパソコンが発達した現代ですから、点字も専用エディタを使ってデータ化されており、さらには小さなピンが上下することにより点字として読めるピンディスプレイという機器もあります。  つまり、パソコン上では音声で読み上げ …

腰痛と風邪の患者さん

 以前に腰痛から股関節痛にもなって動けない状態となり、仕方なく実家に帰省してきて家族に引率されて来院した患者さんです。  今回は一週間前から風邪をひいて咳き込んでいるうちに腰痛が発生し、股関節も痛み始めてきたので以前のよ …

とても眠たい患者さん

 「にき鍼灸院」では、本治法と標治法の間に半時間ほどそのまま寝て休憩してもらっています。これはあちこちの古典に経絡は一日に五十周すると記されていますから、経絡が一周するには概ね半時間程度必要だという計算からです。  この …

瀉法鍼とは?

 先程のエントリーで瀉法鍼を膝蓋骨の周囲に打ち込むと書きましたけど、瀉法鍼とはおそらく私の周囲にしかもう存在していない用具です。いや、今使っている形態の物は私の周囲だけでしょう。  発案されたのは皮内鍼の赤羽先生で、赤羽 …

半月板損傷の患者さん

 半月板損傷の患者さんは、年間でいえば住人近くは来院されます。午前中にも年輩の男性が来院されていました。  半月板損傷とはご存じのごとくで、膝蓋骨そのものが大腿四頭筋の中に浮遊している種子骨なのですけど、さらにその下側に …

発熱の中学生、その後

 思わず堅い話題を連続で登校してしまったので、臨床室の身近な話題も。  昨日の発熱で節々が痛み登校できないという中学生ですが、たまたま弟と妹が小児鍼で来院したのでお母さんに様子を尋ねることができました。  昨日は夜まで発 …

医療関係者は鍛錬を怠るな!

 前回のエントリーの最後で「それは逆の健康被害のなにものでもないでしょう」と書いたのですが、iPS細胞が個人別に大量かつ速効で精算されるようになったならそれは医療の世界ではなく単なるテクノロジーの世界となってしまいます。 …

iPS細胞の画期的作製法、米ハーバード大開発

 深夜なのですがこういう時間帯でないと子供に邪魔されてしまうので、どうしても研修会で必要なメーリングリスト設置に関してマニュアルを読んでいました。ちょっと休憩にニュースを読んでいたなら、表記の記事が目に止まりました。   …

発熱の中学生

 昨日の夕方から風邪症状が出てきて、夜には発熱していて今朝からは節々が痛くてとても登校ができないという中学の男子生徒です。  明日が文化祭であり、劇では出番は少ないもののとても重要な役があるということでどうしてもこれから …