治療室(その2)
ベッドの並び方はおわかり頂けたことと思いますし、カーテンを閉めて簡易個室になることもおわかり頂けたと思います。
ビデオ 治療室のベッドを説明
アメリカなど西欧では完全な個室が主流であり「セクハラ訴訟」を招かないために、治療側が男女ペアで入室するらしいですがそんな堅苦しい雰囲気は嫌ですよね。治療用の専用着衣を用意されている治療室もあり、これはこれで患者さんの安心感とともに治療の効率化を図る点で優れた方法なのですが、雪が降る当院の立地条件ではあまり適した方法にはなり得ませんでした。そこでカーテンによる簡易個室の形式を採用しています。
左は入室されて治療準備をして頂く状態に相当する写真です。左右だけでなく頭側のカーテンも閉まっていますから、足元のカーテンも閉めていただければ簡易個室となります。右は治療者(つまり私たち)が入ってくる時にカーテンを開けた状態です。四方のカーテンが閉まっていてもまた心配なものであり、これがカーテンのいいところなんですよね。
「5番」「6番」も同じ構造になっていますから、左がカーテンを開けた写真で右がカーテンを閉めた写真になります。もちろん頭側と足元のカーテンも開閉できますので簡易個室が実現されています。
ところで「4番」のベッドがありませんけど、これはアンケートの際に「それだけは・・・」という声が多かったので、パスしました。開業当初は1・2・3だったものを、おかげさまで増床したのです。
そこで、増床の際にもう一工夫です。
左は治療室に入出して頂いた時にすぐ右側を向いた時と同じ光景です。中央はトイレドアの左にもドアがあったことを示している写真です。右はそれを「5番」「6番」の治療室側から撮影したものです。つまり「5番」「6番」はドアを閉じることにより完全個室にもなります。
通訳が必要な外国の患者さんや、どうしても他人には聞かれて困る病状の説明が必要だという場合には完全個室として利用します。しかし、小さな子供連れだからとか単純に個室が好きだからという理由での予約はお受けできません。命だけはどんな人間にも平等なものなのですから、待遇の違いによって治り方が変わるはずがなく、他の患者さんと譲り合って頂く優しい心が病気治癒への道だと信じているからです。