於2008/3/2 名古屋市障害者スポーツセンター
ダブルエントリーでロングディスタンス2008
泳ぎ切ること自体が目標となりつつある年齢に達しながらも、
昨年の「やったぜ!ロングディスタンス2007
で自己新記録が出せたことに気をよくしてしまい、同じ視覚障害者でも高齢の選手が800mと1500mの両方を泳いでいたことに刺激されて無謀にも今年はダブルエントリーをしてしまいました。
毎年ボランティアをお願いしている
すくすく岐阜
のみなさんには右上写真のようにタッチ棒での合図という仕事の量を倍にしてしまうこれまた暴挙であります。応援してくれる家族も長時間で大変です
800mで応援してくれているビデオ。
しかも「800mを先に泳いだなら身体が慣れてしまうので1500mは楽に泳げるだろう」とダブルエントリーをなめてかかっていた節があり、この大変な間違いを800mを泳ぎ終えてから気付いても遅いのでありました。
1500m呼び出しのビデオ
1500mレース開始のビデオ(大きな声は息子です)
とスタート直後から隣のコースに大きく水を空けられてしまいます。これは単なるオーバーペースだったのですぐ追いついたのですけど、500mで身体は疲れ切っていますし1000mからは左足に痙攣が発生してきたのです。
これを救ってくれたのは
1500mでも応援してくれている家族のビデオ
でした。我が子の目の前ですから途中棄権こそ考えなかったものの800mで一応大会新記録はマークできていたので「まぁこちらの記録はどうでもいいや」と思い始めていたのですけど、客観的にはペースダウンしてしまいましたがその時の全力を最後まで出させてくれました。
レース直後のビデオ撮影
に続いて上の記念写真と、今年も家族とボランティアの皆さんに支えられて無事に泳ぎ切ることができました。そして、我が子の記憶にしっかり残る年齢まで泳ぎ続ける義務が、また一つ重くなったのであります。