生まれてきてくれて、ありがとう第二章
− 妊娠から出産までの軌跡 自宅出産を経験して(その1)−
二木 信成(にき のぶなり)
誕生日 2007年4月29日(日曜) 02:35 第二子、長男
出生時体重 3350g
出生時身長 50cm
産まれて8分後のビデオ
お父さんの指をおっぱいと勘違い?のビデオ
赤ちゃんは泣くのが仕事?のビデオ
ブログより、信成からのメッセージ
名前の由来:人を信じ・信頼され、成長していく人になって欲しいとの願いです。また「二木」という姓は地球に根を降ろしている木がしかも二本もあるのですから、地球を成長させられることをみんなから信じてもらえる人になって欲しいとの願いです。
新しい命をまた一人授かり、特に今回は自宅での出産だったので長女の時とは違った意味での感動を長男の誕生で全員が体感しました。基本的な妊娠から出産までの考え方については
長女のページ
で書きましたので、今回は主に自宅出産について報告していきたいと思います。
子供は本当に宝物です
写真は産まれて半日くらいで、一生懸命に指を握り返してきてくれているところです。病院での出産であれば通常は二時間程度で新生児室へ移され、次に枕元へ戻ってきてくれるのは早くて二日後くらいになりますから、この時間帯でふれあっている写真を撮影することは不可能です(もちろん病院によっては新生児室へは移さず、極力現代テクノロジーに頼らない自然な形を目指してくれるところもあるのであくまでも一般的なケースであることは断っておきます)。
初産が決して苦痛ばかりだったわけではないのですけど、「機械に囲まれコントロールを受けているような感じよりもっと自然でストレスのないお産がしたい」という副院長でもある妻の希望により、幸いにも自宅出産をさせてくれる
助産院 norikoさんが近くにあり、二回目は治療室の二階で出産となりました。初産も立ち会い分娩ではあったのですが今回は長女も立ち会っての分娩となりました。
頭が出てきたなら支えられてではありますが膝立ちとなり妻自身の手で長男を引っ張り出して取り上げた光景、「地球が揺さぶられているのではないか?」と思えるほどの感動であり夫婦揃ってすぐに涙が溢れてきました。この光景を思い出すと、今でも涙が出てきます。
それから直前まで眠っていた長女ですから院長である私が左手に抱きかかえたままで、その瞬間だけでも立ち会わせようとしていたのですけどいつの間にか目が覚めていて気が付けば無言のままポロポロ涙を流していた光景、これも忘れることができません。