生まれてきてくれて、ありがとう

− 妊娠から出産までの軌跡(その1) −
新生児カートの中の赤ちゃん

赤ちゃんのアップ写真

二木 愛菜(にき あいな)

誕生日 2005年6月18日(土) 21:20 第一子、長女
出生時体重 2778g
出生時身長 46cm  

赤ちゃんの泣き声のビデオ   ミルクを飲ませているビデオ   寝返りもでき大きくなったビデオ

名前の由来 みんなから「愛される」人になって欲しいということと、菜の花の菜は地球の意味で「地球を愛する人」になって欲しいとの願いです

 待望の新しい命を授かりました。夫婦ともに鍼灸師であることから、妊娠から出産までの十ヶ月を計画的に進めてきて、ほとんど理想的な出産ができましたので報告していきたいと思います。



早速抱いているお父さんの写真

妊娠をすること、出産をすること

 左は立ち会い分娩後、身体を綺麗にしてもらったばかりの赤ちゃんを抱いている写真です。
 「嫁は跡継ぎを生むためにいる」のような封建主義的発想は、その時代でも女性にとって苦痛であり侮辱だったでしょう。最近でもまだ「出産は女の仕事」のようにいわれますけど、「夫婦が希望して授かった命なのだから夫婦で出産する」という発想の方が私たちは自然だと考え、実行してきました。
 もちろん出産の前には妊娠期間があり、これも赤ちゃんを授かるためにとても大切なプロセスです。「胎教」ということで各種の教材があり教室が開かれていますけど、最も大切なことは「どのようにして出産し・どのようにして子育てをしているか」を常にイメージしておくことではないかと思います。ベビーカーを押しながらこんな話をしよう・喫茶店に連れて行って遊びながらコーヒーを飲もう・ボールの方が大きいくらいでも一緒にサッカーをやろう・静かにしてクレーといいながらご飯を食べよう・・・。幸せをイメージすることが、快適な妊娠と出産につながると実践してきました。

 逆にやってはいけないことは、悲しんだり怒り続けたり人のことを恨んだりすることです。人間が一人増えるのですから、経済的なことも含めて心配事は絶えないでしょう。しかし、いつもにこにこ笑っているお母さんとお父さんがステキなのです。冗談ではなく落語・漫才・新喜劇など、大笑いのオンパレードはいいですね。クラシック音楽もいいのですが、ロックなどのように中には衝撃波の強すぎるものもあるので注意してください。
 夫婦げんかがあると、赤ちゃんはお腹の中からでも悲しんでいます。「夜泣き」の90%以上は夫婦ゲンカかどちらかが恨みに近い涙を流していたために赤ちゃんが怖い夢を見ているもので、よく眠っているのに突然泣き出すのですから、大人の責任は重大です(赤ちゃんの前での夫婦げんかを避けたら夜泣きが激減した報告を頂きました)。またテレビで素人を題材に笑いを誘っているバラエティも似たようなもので、人が滑稽に映ることを楽しみにするような人間には育って欲しくないですよね。
 やはり夫婦でギャグ合戦がいいですかね?


その2へ続く