森山周一郎氏 来院!(No.2)

院長と談笑する森山氏の写真2   院長と談笑する森山氏の写真3
 いやいや、本当に来院されました。一瞬は緊張しましたけど、そこは視覚障害者の強みで誰が目の前にいても一緒です。全く普通に来院された患者さんと同じに話をしました、そうでないと生のインタビューになりませんからね。 でも、次は可愛い女優さんだったら緊張するかも・・・

治療を受ける森山氏  まず「てい鍼」のことは予備知識を入れられてきたみたいですけど、脉診流(みゃくしんりゅう)であることは知らずに来院されました。「脉診」の文字がどうして山脈の「みゃく」とは違う読みにくいものになっているのかという質問を受けました。「にくづきに永久のえい」は旧字体になるのだが人間の身体を診察するという意味があり、「山脈のみゃく」にも川の流れという意味があるので意味そのものは継承しているので用いても構わないし現代ではその傾向にはあるのだが、西洋医学では数とリズムしか注目しないので東洋医学独自の診察をしていることを自己主張したいためにわざわざ用いていると説明しました。

 シリーズの中では格好だけの治療風景もあったのかも知れませんけど、当院では医療ビジネスをやっているのではありませんから本当に一通り治療を受けてもらいました。同行した記者にも治療を受けるようにと強要したのですが、何故か受けてもらえなかったので脉診だけして日頃の不摂生を暴いてやりました(笑い)。
 さすがは「日本で上から三番目の現役ベースボールプレーヤー」を自称されるだけあって七十歳を過ぎているとは思えない筋肉の張りでした(三番目というのは適当な数字らしいですけどね)。驚いたことにポジションはピッチャーらしいです。草野球で新人が入るたびにホームベースからポジションが遠くなり、レギュラーポジションがベンチになった頃から急に元気になっているそこのあなた!!見習いましょう。

 残念ながら実際に発売された雑誌には、宣伝費を最低ランクにしておいたためか(?)医療ビジネスでないことはうまく表現されていましたけど、病名を掲げての説明の方が多く量も限られていました。そこで、どうしても掲載して欲しかった部分を以下に書きます。

 インタビューの最初で何度も「この仕事をして多くの人に感謝されたでしょう」と聞かれるものですから、「それは患者さんが決めることであって施術者が判断することではない。具体名が上がっていれば『あの人はそのように話してくれた』とは言えるけど自分から沢山の人に感謝されて喜んでもらっているなんてことを、しかも宣伝にまで書いているようなものは絶対に信用しない」と答えました。管理人(院長)は視覚障害があるので、ハッキリ書きますけど職業選択の自由がなかったのです。日本の視覚障害者は鍼灸やマッサージという職種があるので世界中でも非常に恵まれています。しかし、仕事をするなら人のためになることをやりたいとは思いましたけど「感謝されたい」とは一度も思ったことがありません。思ってもできないのです、感謝はする人の心であってこちらから押しつけるものではないからです。
 その治療室が信頼できるところかどうかを判断するには、「院長はこの仕事をして沢山の人に感謝されましたか?」と問えばいいのです。「沢山の人に感謝されているよ」などと平気で答える治療者は眉唾物です。感謝は押しつけるものでもなければ連発するものでもなく、自然に沸いてくるものなのです。

森山氏とスタッフ全員で記念写真
 最後に森山氏とスタッフ全員で記念写真を撮影してもらいました。左から助手だった今度良平(退職)、森山周一郎氏、院長、この時はまだ見学の 西野優子 (しかも臨時の白衣ですからズボンは男物)。
 ちなみにこんなタイミングで見学に来ていましたから、もう助手に採用するしかなかったですね(笑い)。しかもこの 優子さん、 学生時代には研修会に参加していたのですけど一年間別の治療院へ務めていて、たまたま 水泳の記録会 に出かける電車の中で再会をし、こちらは女性スタッフを募集していましたし優子さんは研修会に戻りたいと思っていたという、何ともできすぎの話であります。

 そして、なんとなんとこの写真撮影をして半年足らずで院長と優子さんは結婚をするのでありました。
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