やはり思いました

 昨日と今日は寒さが非常に厳しいので、予約に隙間があります。
 そこで明日が月例会でもあることから夏季研で過大にしている脉状についてゆっくり観察しているのですけど、触っていればいるほど分からなくなってくるのも脉状です。
 ちょうど午前中に盲学校で学生をしていた時の事務員さんが来院されていたのですけど、学生の頃から現在の治療の基本的な形に既に取り組んでいて、しかも盲学校でありながら鍼灸専門の治療をしている学生だったという話をしていました。
 考えてみれば、その頃から脉診はしているものの脉をずっと触り続けるということはしていなかったのだと、自分で気付きました。インスピレーションだけでもダメですが、触り続けて脉状の何かを解明しようというのはもっとダメなように、やはり思いました。

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