オーバーブッキングとタイムロス

 オーバーブッキング、つまり予約の取り過ぎが発生してしまうにはノートの消し忘れか書き込み忘れがほとんどであり、人為的なミスが大半ということになります。
 けれど大切なことは、いかに混乱なくどの患者さんにも満足していただける状態で、いつもより治療時間を詰めていくかということになります。
 はっきりいってどんな場面で発生するかによって出たとこ勝負しかないのですけど、頭の回転にアクセルを踏み込んで計算高く時間を詰めることです。時にはカルテ記入を飛ばして細かく時間を集めることがありますし、今日の場合は運良く風邪の患者さんがおられたので「手早く仕上げることが大切なのです」と擦火法を加えて優先的に治療を終えてベッドを開けることができました。
 ベッドを六台に増やしたのは、一番のタイムロスが着替えと掃除だからです。そしてオーバーブッキングは物理的にベッドが足りないのですから、このタイムロスがますます気になってしまいます。

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