人気とブームとマスコミ

 前エントリーの「人気の鍼灸院??」の続きになりますけど、人気のことをブームと言い換えても同じことで、ブームは一時的なことですからやがては廃れてしまいますし、定番として落ち着く位置が確保できてもずっと低空飛行になりますから、こういう表現を鍼灸院に当てはめてはほしくないです。まぁこちらが思っていても、世間の言葉のコントロールまではできないのでありますけど・・・。
 たとえば息の長いアニメであるガンダムやプリキュアの場合、キャラクターとストーリーを毎年交換しているのでずっとテレビ画面に出続けていられるのであり、仮面ライダーもそうですね。スーパー戦隊ヒーローシリーズも、ほぼ同じことです。ドラゴンボールに至っては、もうストーリーがいくつもありすぎてよくわかりません。サザエさんは単発ストーリーですが、本当にすごいです。「よしもと新喜劇」や「笑点」は出演者が入れ替わっています。
 人気のラーメン店と言われるところも、頂点を極めるとその後は緩やかな下降線となるのが定番だということです。でも、医療の世界はそうであってはいけません。
 ですから、経絡治療という分野をマスコミベースで大々的に宣伝しブームを作ることは可能なのでしょうけど、ブームはやがて去ってしまいますからマスコミベースは活用したくないのです。
 「気」や「経絡」の現象が絶対に再現できる、そんな大発見があれば話は別ですが・・・。

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