漢方鍼医会での奇経治療37,ちょっと腹の虫が

 さて漢方鍼医会での奇経治療の構築なのですが、パートナーの若い先生とは向こうが合わせてくれている面が大きいとは思いますけど、意思疎通もしっかりできて意見も最初から一致の方向です。ところが、どうも本部学術部との見解というか、まだずいぶん話が食い違っていて正直腹の虫は収まりきっていません。
 情報が不正確な上に人の話を聞かず一方的というか、とにかく上から目線で「なんでそんな指令を忠実にこなしていかなあかんねん」と思う面が多々あります。滋賀漢方鍼医会を預かっていなければ、今の本部は辞めたいです。
 一番気にくわないのが、「脈診は組み込め」「手法は必要だ」と勝手に枠をはめてくること。それなら自分で開発担当をすればいいのです。人に依頼しなくても、そこまでわかるならできるでしょう。できないから依頼してくるなら、しっかり最初から情報を詳細にレクチャーしてください。それと開発現場からの意見を、批判せずに取り入れることも。
 そしてずっとずっと以前から東日本の人たちとそりの合わない点が、「鍼を5秒間当てるだけ」というやり方を紹介すると、それで可能なのかと不思議がるならいいのですけど「それではできないだろう」と実技をしていないのにいきなり否定をする態度。こちらは再現性まで確認して提案してきているのに、槍もしない間から自分の枠で否定の言葉を飛ばしてくるのはどうしても許せないです。関西人なら「ほんまかいな」とまずはそれを見てやろうという反応ですけど、実際も見ない間から否定はしませんからね。
 確かに古典をあまり読まず不勉強で、きっかけを与えてもらったことから30年以上も棚上げの宿題になっていた自宅での補助治療に道が開いてきたのですから勉強そのものは好きですし、漢方鍼医会そのものも好きです。ただ、一方的にこちらが悪いようないわれ方はないでしょう。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です