昨年と今年、夏バテと熱中症の違い

切り分けツールと脈状から夏バテと熱中症が見分けられるようになったのですけど、昨年は夏バテのほうがかなり多かったのに今年は熱中症のほうが多い印象です。
昨年は新型コロナ騒動が勃発し、緊急事態宣言から第一波が落ち着いたと思ったのに夏の暑さの中で新規確認数が一気に第一波を上回り、大きなストレスから体調を崩しての夏バテということになっていたのではないでしょうか。すごい数脈を、何度も見ました。
今年は緊急事態宣言に慣れてしまいストレスは半減しているものの、真面目な人ほどマスクをつけっぱなしにするので、それも気温的には昨年よりはやや低めなのでマスクを外さないため、熱中症が多くなっているのではと考えています。脱水症は水分補給をすればすぐ回復しますけど熱中症は意識ははっきりしているのに身体の自由が利かないのでより危険であり、しかも一週間以上も症状を引きずってしまいますから決して強い治療をしてはなりません。五気での季節の治療、理にかなっていますね。