「正しい認識は体験によってのみ与えられる」その2

もう一つ「正しい認識は体験によってのみ与えられる」の、良い例です。ちなみに経絡治療をされる先生は経絡の変動に全て置き換えたがる傾向がありますけど、物理的損傷というものは確実にあるのですから枠を勝手にはめないほうがいいと思いますし、それが正しい認識です。
昨日に右大腿部後側の激痛でほとんど歩けない、奇跡的に自動車の運転はできるので自力での通院は可能だった患者さんは、近所の整形外科で神経痛だと言われ服薬とリハビリをまじめにやっていました。
けれど、触診すればすぐ肉離れであり脈状も肉離れです。昨日の治療中は側臥位にしかなれず少し楽になった程度でしたが、帰宅した頃には足が伸ばせるようになっており本日は何事もなかったかのように仰臥位で待ってくれていました。
このケースは神経痛ではなく、肉離れだったのだとすぐ納得してもらえました。さてさて研修会でこのような話をして、滋賀の先生は毎度聞いており実際にも経験していますから納得してくれますけど、本部だとスルーされるのでしょうか?