背部の新しい処置法、邪専用ていしんから奇経専用鍼へ変更したほうが良さそうです

昨日にふと気になって、座位で行うようになった肩甲骨周囲や内側のていしん処置を邪専用ていしんから奇経専用鍼へ変えたところ、やはりこちらのほうが良さそうです。
まず何度も反復しながら行う必要があるのでドーゼオーバーを考慮すると、邪専用ていしんはきつすぎることがあります。激烈な痛みを伴っているなら初回はいいかもですが、首を動かしたならお苦悩の痛みが残るなどではきつすぎます。物理的な抵抗があるなら瀉法鍼でしょうが、とにかく手軽に導入できます。
そして邪専用ていしんだと先端のアンテナ部分が弱く、衣服の下側へ潜らせて使わねばならないときの弱点になるのですが奇経専用鍼はその弱点がありません。今は夏服ですからいいのですが、冬服になるとこれも圧倒的に有利です。
日曜日の研修会で確認ができること、楽しみにしています。