もし頚神経叢を押さえつけているとしたなら

先週から来院され始めた左半身の動きが鈍くなっているという患者さん、原因不明であり来院の直前からパーキンソンの治療に使うドーパミンの投与も始まっていました。
ドーパミンはホルモンの一種ですから副作用の心配は無いものの、服薬すると若干動きが改善したようなそれでいて時間が経過しても動きに変化がないということですから、おそらく何も効果がないというところでしょう。
診察していて気になるのが、左の側頸部が異常なほど盛り上がっていること。動きの鈍さに力が入って盛り上がってきたのかも知れませんが、このコブのような物が頚神経叢を押さえつけているのかも知れません。まだ結果はわかりませんが、二度の治療だけで左の指の動きが改善してきています。初回から思い切って首の矯正も加えており、全身が暖かくなってもいました。