決定的な被害を出さずに、世界平和への道というものはないのでしょうか

今朝に見ていたネット記事なのですけど、モスクワへバレエ留学していた人が日本国内の親類からのすすめですぐ帰国してきたのですけど、2月24日にウクライナとの戦闘が開始になっても全くモスクワでは気づかない状態だったとか。
その後もモスクワに残っている友人の留学生と話しをしていても、マクドナルドやスターバックスが閉店してしまったくらいで市民生活は未だにほぼ影響がないのだとか。これではロシア国内からのクーデターがあって不思議でないと思っている西側と、認識が大きくずれてしまうわけです。
もちろんモスクワ市民の大半は時間経過とともにウクライナと戦闘していることを知ってはいるのでしょうけど、まず自分たちの生活が守られていることが第一であるのはある意味では仕方ありません。太平洋戦争でも国内への攻撃が始まってようやく終戦を望む声が大きくなってきたのであり、そういう意味では原爆での衝撃は大きかったのでしょう。けれど今はインターネットで中国や北朝鮮の市民でも世界情勢を知っている時代です。決定的な被害を出さずに、世界平和への道というものはないのでしょうか。