世紀の大誤報から

 世紀の第誤報となったIPS細胞を用いての臨床手術が行われたというニュースですけど、山中教授の名前もけがしましたけど、それ以上に期待に胸を膨らませた難病患者の心を傷つけた罪は重いですよね。
 「これで自分の病気も間に合うかも知れない」と思った人が、一体何人いたことでしょう。それが「嘘八百でした」では、首を絞めてやりたくなりますよね。
 我々の行っている鍼灸術はかなり方向性の違う医術ですけど、要するに患者さんは治ればいいのであって確かに鍼灸のみでは対処しきれない難病もあり、難病と思っていたら鍼灸で回復できたものもあり、タッグを組むことで良好になることも。
 一番いけないことは、患者さんを落ち込ませてしまう言動を医療者が心を考えずに投げてしまうことです。

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