もし不正請求だったなら大問題ですよね

患者さんから聞いた、「これは何なんだ」という話です。もし不正請求だったとしたなら、大問題です。
患者さんは定期メンテナンスでの来院でしたが、昨日に歯医者へ行ったなら疲れてしまったといいます。治療がしんどかったのかといえばそうではなく、保険外のものを装着してもらえるように頼んであり一ヶ月待たされたのは制作に時間がかかったからなのですけど、カタログに書かれていた値段より15000円程度もいきなり高くなっていたというのです。それも電話連絡もなしに、いきなり請求されてしまったそうです。
「どうしてそのまま支払ってしまったの?」とまで会話が進んだところで前半が終了となりました。疑問符を頭の中に抱えていたなら、たまたま同じ時間帯に長く歯科助手として勤務している別の患者さんがおられたのでこの話をしてみると、確かにセラミックや金属の値段の変動は最近激しいのだそうです。けれど保険診療なら点数が変動するだけで患者サイドの個人負担はさほど変わらないはずですし、一ヶ月での値段変動としても大きすぎるということです。
そして材料費ということなので変動分は契約が済んだなら患者サイドへの変更は要求できないはずで、オーバー分は歯医者側が負担すべきだというのが見解でした。わずかの変動なら患者サイドとしては弱い立場なので仕方ないとしても、予告なしはあまりにひどすぎる。女性なので自分で言い出せなかったなら、家族の男性から差額分を返金するように申し出るべきだと説明しました。取り合わないなら保健所へ訴えることも。