本日は最初からほぼ予約表が埋まっていたので、「いかに短時間で奇経を含めての治療をしていくか」を課題に下顎処置を中心に観察してみました。結果からすれば、時間の遅れは発生しませんでした。
第一の観察点は、任脈と衝脈を単独で施術したほうがいいのか、開発のきっかけになったように流れの中で2つともやってしまったほうがいいのかですけど、脈診の段階では判断しづらかったです。どちらも良くなりますし、今一つだとも言えました。ただ、肩上部の硬結の緩みからすれば、単独の方がいい感触でした。
第二の観察点は、督脈もそうなのですけど任脈は一本だけなのでどのように操作するのが効率的なのか。督脈の場合は尾てい骨の真上ですから軽くくすぐるような操作が必然になるのですけど、任脈は大きな硬結になっていることも多いのでくすぐる程度がいいのかしっかりやったほうがいいのか、これはもっと回数を重ねていくしかないです。けれど単独での施術を基本としたので、時間的にはどちらでもあまり変わりませんでした。