鍼灸という業種で、次なる変化のためには

アマゾンとメタ(フェイスブック)が、先月にそれぞれ1万人規模のリストラを発表して話題になったというか、世界経済を牽引してきたIT業界も頂点を越えてしまったと解説されています。
例えば印刷術が発明されたなら印刷を手掛けた業種が大儲けしましたけど、パソコンで組版ができるようになったなら一気にコストダウンをして、今や印刷されたものが邪魔にされるケースもあります。ラジオからテレビへのシフトは劇的でしたが、無敵と思われた巨額を集めまくっていたテレビ局がネットに広告宣伝費を抜かれてしまいました。ガソリン車で世界トップの日本メーカーも、電気自動車へのシフトには出遅れています。
急激なインフレも手伝ってスマートフォンの売上は急ブレーキであり、次へのシフトを素早く見ているアメリカですから自ら事業縮小を選んでいるのだと考えます。
さてさて鍼灸という職業については、どうでしょうか?医療でも流行り廃りはありますが、着実な診断と治療ができれば人気を続けることができます。そして鍼灸で次なる変化を持ち込むには、道具を進化させていくことだと滋賀での研究から手応えです。次はマスコミベースに乗せることなのですけど、もう一つ証拠となるような技術ができればというところです。