奇経の直接操作、仮説はどうやら正しいようです

下顎からの任脈もしくは衝脈の直接操作、年末になって駆け込んでくる患者さんから「少しは痛みがあるけどとても気持ちいい」という反応です。
「処置をしてもらっていると何かが押し流されていくような感じがある」ということで、一ヶ月以上鼻詰まりで苦しんでいたのに処置中で通ってきたという患者さんは初めての経験だったのですが、よりリアルに表現をしてくれていました。頭にも響いていたそうで、頭痛もその場でほとんど解消していました。
口の中の痛みでずっと苦しんでいて数年前からの定期メンテナンスによりようやく食事の楽しさが戻っている患者さん、任脈を操作するようになってからさらに成績がいいのですが「詰まっているものが流れていくようだ」とのことです。やはり仮説のように正経からの余分なものを奇経が常に受けていて安定を図っているものの、余分なものですから沈殿しすぎるとはっきりではない症状として出てきている、それを押し流すことで広範囲に回復ができているようです。