健康保険証と電子カルテ

昨日の笑い話なのですけど、笑えない一面も。
長男がニキビの治療を少しでも早く受けたいということはいいのですが、「昨年夏に切り替わっているはずの健康保険証を渡してくれた?」って、今頃なにいうてんねん!!!という、とぼけた電話が奥さんからかかってきました。8月の中学野球クラブ全国大会へ参加するため二人分だけ先に抜き取っているはずで、確実に渡した記憶がこちらにはあります。そうしたなら財布の中にあったということでした。
これがマイナンバーカードにマイナ保険証として統合しておいたなら、忘れようがなかったのです。事実上マイナンバーカードは健康保険証と一体化させることで義務化されるのであり、作成に関しては潮時でやるしかないということで良い機会なんでしょう。
でも、マイナ保険証の読み取り機の普及率が三割に到達していないようですし、信頼性という点でもかなり不安があります。そして鍼灸業界でもなかなか進んでいない電子カルテなのですけど、義務化されない限り移行へ抵抗しているのが日本医師会だといいますから笑えない話です。紙ベースのカルテに比べ維持費が相当にかかるのが負担なのですけど、デジタル化は今後のために絶対に必要なことです。