eなんのために存在している医者なんでしょうか

 高齢の御婦人が三ヶ月前からの腰痛であり、横になって姿勢を時々変えていれば自発痛は押さえられているのですけど立位だとすぐ重だるい痛みになってしまうので家事がほとんどできない状態であり、あまりに苦しいので美容室で話をしていたなら紹介されての来院です。
 脈診ですぐ疲労骨折だと診断でき、年齢的にも十分にありえることです。連休へ入る直前だったので、なんとか連休は楽に過ごせてもらえそうです。
 問題は腎臓が悪く糖尿病寸前で血圧にも問題があってと内科への通院は定期的にしているので、腰痛のことを訴えたのですけど内臓とは関係ないだろうということで取り合ってもらえなかったらしいことです。責任回避なのか線門外はわからないのか、なんのために存在している医者なんでしょうね。まぁ整形外科でもよほど大きな亀裂骨折でないとレントゲンに写りませんし、亀裂が発見できても手の出しようがないのですけど…。