五気と六気が存在する理由

 「切り分けツール」に大苦戦でしたが、やっと書き終えました。その中で気づいてしまえば「そんなことか」なのですけど、季節の分け方の違いについてまとめてしまえました。その部分です。
 切り分けは六気で治療は五気になる理由ですが、季節の間にある土用の18日間が最もその季節らしい気功で、例えば立春はこれから春へ向かっていく段階へ入ったことで立夏の手前18日になる4月下旬から5月上旬が緩やかな暖かい春の陽気といえますから、五気は実際の気功を表しています。これに対して六気は経絡の運用のために計算をして出してきたのではないかと推測できます。そのため診断には六気を、治療には五期をという組み合わせになると説明できます。