用具の進化により可能になった治療技術

昨日は大雨の中、滋賀漢方鍼医会の非公式月例会に参加してきました。南彦根駅までは自動車で送ってもらったのですけど、草津駅に到着したなら雨は上がっているかと期待したのに、土砂降りに近い中を歩いて移動していきました。
その甲あってとても中身の濃い勉強会となり、不妊治療から妊娠・産褥についてとても濃い意見交換ができました。任脈を動かすということでの列缺の取穴方法、まずは滋賀の会員へ伝達できました。
何度も出てきていたことなのですけど我々は臨床家なのですから臨床に役立つ勉強が一番なのであり、「古典に掲載されていないからだめだ」のような考えはしていません。実際に用具の発達により可能になった技術が個々にあり、こんなにも便利なのです。
この壁がある限り、そして本部の方が歩み寄らない限り、平行線での漢方鍼医会を続けていくしかないです。