鍼灸治療とは力技ではだめなんです

昨日の滋賀漢方鍼医会、covid-19以後では初めて二桁の参加者ということで盛り上がりました。新しい会場になって18人部屋でも広かったものが、一気に手狭に。
養成学校での教育というものは、未だに脈差診と難経六十九難の世界で停滞しているみたいで、まるで現在点訳作業中の証問題よりまだ一世代昔のようです。
そしてすでに開業をしているという人でも、スポーツ関連に力を入れたいということですが痛む箇所への施術のみでは余計に悪化させてしまうケースがあることを認識できていません。さすがにスポーツ外来というところでは全身治療が基本でなければならないことを前提にしていますけど、鍼灸治療というのは力技ではだめなことをもっと全体で認識できる環境にせねばです。