七十五難か邪正論か

 今年一日目の治療の感想ですけど、七十五難の肺虚肝実証なのか邪正論で腎経を用いているのかが微妙なケースを見かけます。いや、私の病理考察がまとまっていないのですけど。
 邪正論でも金穴や水穴を用いるケースはあるのですが、これは元々から経穴が深いのでそれと気付いていないケースが多いと昨年末に判明しました。つまり、知らず知らずに邪正論の治療を行っているケースがあったということです。
 特に腎経はその傾向が強いのですけど、復溜あたりではどちらに該当しているのかが分かりづらく、陽池の確認を何度も行っている状態です。

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