「おやっ」という変化の出ることが

鍼灸治療を受けていただくと、それまでの西洋医学での状況回復に比べて目に見えて症状が変化するので健康保険がない業種でも仕事が成り立っているのですけど、何割かの患者さんは不定愁訴の数が多すぎることとちょっとしたことを気にされるので改善をそこまで実感していただけていないケースがあります。
それに「鍼灸を受けると嘘のように身体が回復する」と思い込んで来院されるケースもあり、期待値が大きすぎて空振りだとまた勝手に思い込まれてしまうことも実際にあります。
施術するこちら側も「この状況は劇的な変化はないんです」と説明はするものの、何回か繰り返していると会話がマンネリになり面倒に感じてきてしまいます。ところが最近になって下肢の奇経操作を加えていると、ドロドロと蓄積していたものが押し流されるので思いもよらなかった変化が出ることが多く「おやっ」という反応を示してくれることが多くなってきました。今しばらく経過観察です。