剛柔理論

 今朝は早くに目が覚めたので学会誌を聞いて勉強していたのですが、剛柔理論に基づく治療の原則は理解しているつもりでも何度聞いても具体的な理論になると理路整然とはしていないのでスッキリしていません。
 しかし、ディスカッションの時にうちの班からでていた質問への回答が掲載されていて、これは納得をしました。
 「剛柔とは無味乾燥な陰陽論のことなのだから無理に気血津液論を組み入れるというのはどうなのか」が質問だったのですが、六十九難や七十五難にしても方程式のような治療礼が述べられているものを法則性へと拡大解釈し、さらには気血津液論を組み入れることでもっと拡大させている。古典でも難経を運用しようとするなら、相互を結びつけた考え方をするのは当然ではないだろうかということでした。

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