よく練られた講演だと、感心してしまいました

伝統鍼灸学会の抄録を書くために過去の発表を見返していたのですが、どちらもその患者さんのことが思い出せないというちょっと寂しい現実が。特に「正確に容器を補う」には女子高生の治療を取り上げているのですけど、誰だかわかりません。
でも、発表形式はわかりましたから雛形を先に作成してしまい、そこへ当てはめる形式で書き込んでいったので抄録はすぐ出来上がりました。
それから滋賀の30周年で講演した「鍼は元々刺すことが目的ではなかった」の原稿、九鍼十二原篇の現代語訳はどこかでコピーさせてもらったはずですけど、本部の変な解釈よりずっとまともなことを書いているじゃありませんか!!そして「証」を説明するのに、リンゴとバナナを使っての考え方は最近すっかり抜けていました。なかなかよく寝られた講演だと、自分で感心してしまいました。