滋賀漢方鍼医会が目指しているもの

 昨日の午後もベッドサイドよりもテキスト執筆の方に力を注いでいたのですが、テキストが伝えたいことをまとめている総論なので何度も何度も書き直していました。ここまでたどり着くのに30年は遅かったのかようやく7日、次はマスメディア戦略も考える段階です。
 滋賀漢方鍼医会は、患者目線で考えるなら痛みが絶対に発生しない利点が一番だと迷わずていしんのみを選択です。経穴への命中率の高さも魅力です。衛生管理が楽なのも大きな要因でした。手法修練は治療家を目指すなら当たり前のことで、今すぐの効果よりも全体で統一した効果を追求することも疑わず決定です。そして「ていしんでどこまでできるか」を追求していく中で、臨床的手法修練法につながり、邪だけを払えるていしんや筋の深さを押し流すていしんなど、新たな道具の開発は治療の幅を広げています。治療の可能性や幅を自分たちで広げていけることは、とても楽しい仕事です。