右眼球の状態、もう安心というところまで来ました

右眼球をどストライクで強打してしまった一大事から一ヶ月が経過しました。まだ痛みがあり不十分ではありますけど、気をつければ瞼の上から眼球の状態を探れるところまでに回復しています。
事件が起こってから一番心配したのは感染症で、もし眼球そのものが何らかのウィルスに侵入されてしまったなら最低でも通院が、悪くすれば入院して対策ができるまで絶対安静をせねばならなかったでしょう。まるで40年前の網膜剥離手術の後に砂枕で固定されていた病室の人たち、あの姿を想像しました。その後も半年くらいは通院して検査が必要になっていたでしょう、もう全盲なのにね。
感染対策と仕事のパワー配分を常に考えながら、自己治療も足りなければ一日に何回も行ってもう安心だろうというところまでにたどり着けました。鍼灸という技術は自己治療ができるという最大の利点があり、技術向上とともに絶対的な自信を持てるようになる貴重な時間です。自己治療をしないという鍼灸師、私からは信じられません。
でもまぁ、還暦が見えてきたのでありもうこんなに危ない橋は渡りたくないです。その時には気が張っており背水の陣ですからやってこられたのですけど、よくぞ仕事を一日も休まずにできたものだと自分で感心してしまいます。多くの患者さんに頼っていただけているのですから、これからもそれに答えていきたいですからね。