読み返していたなら、マタハラが立ってきています

 昨日に書き込んだ古典を聖書とするのか偉大なる参考書とするかについてですけど、松田先生関連のメールでようやく個人的には会長から陳謝が届きました。ほんとうの意味が今まで伝わっていなかったの?
 あの大喧嘩の理事会の録音データを出してほしいと初期に要望したなら、「難経は刺鍼をしての技術がベースなので完全に刺鍼していない霊数からの部分だけを拾ってきたのでこういうテキストに組み上がってきた」ということが書かれてあったのを読み返したなら、マタハラが立ってきています。
 難経の著者は優れた人であり、素問・霊枢を引き継いでいるのですから当然全く刺鍼せずに治療できることも知っていたはずです。よく「難経には津液の概念がない」という批判をされていましたが、津液のことを出さないと説明できない箇所には書かれてありますし、刺絡のことについては書かれていませんけどそれも知っていたはずです。両手同時に脈診することも書かれていませんけど、臨床現場では当然のごとくやっていたはずです。
 概念に内包されているものについては書かれていないだけのことなのに、「難経は今の中国鍼並みの鍼を刺しまくっていた」と本部へ通っていた最後にはそこまで批判されており、少し反論したなら延々と独演会が始まって人の意見を潰すどころか何を喋っていたのか自分でもわからなくなっていたというのが座学でしたから、そんな場所にわざわざ交通費と時間を使って通う価値がないと判断しただけです。発行されたばかりですけど、このテキストを破棄する決定をしてくれなければ復帰はありえません。