やっとやっと、やっと終わりました

 やっとやっと、やっとです。伝統鍼灸学会50周年記念誌のこちら側での点訳作業がすべて完了できました。
 プロジェクトをぶち上げたのが一年半くらい前で、具体的な作業手順に入ったのが一年前。点訳校正のためのボランティア募集を年明けから開始して、集中作業は四ヶ月ほどでしたが、睡眠時間を削りまくっていました。
 最初のPDFから自動点訳ソフトへかけられるようにするテキストファイルの加工作業、散々に文句もつけられましたしこちらも加工のノウハウがないので悩みまくってのものでしたけど、次第に慣れてきて自動点訳ソフトのユーザー辞書への登録も同時にできるようになり、途中からは喜んで文章を見てもらえるようになっていてよかったです。漢方文章のユーザー辞書は、最強のものに成長できたでしょう。
 現物が出てきたなら3分の1はテキスト抽出ができず点訳できていなかったようですけど、最も大切な議論を展開していた時代が盛り込まれていたのでホッとしました。残りの鍼灸師としての人生、世間に「鍼灸治療とはこんなにすごいものなんだ」と認識してもらえるような仕事をしたいですねぇ。