「えっ、どうして顎で!!」

 「押し流す奇経治療」、帯脈ときょう脈の効果が顕著に出てくれることが最近は面白いです。少し悩みなのは、治療回数が少なくなるので予約表に隙間ができてしまうこと!?
 特に帯脈は先に腸骨稜の上下を行ってから後から衝脈となるのですけど、こちらの効果判定も兼ねて本日も膝の痛みの患者さんへ適応していたときに、衝脈は行わずに仮の治療終了をして痛みの状態を確認してもらいます。
 もちろん楽になっていただいているのですが、その後に改めて仰臥位で衝脈も押し流すと膝の痛みはもっと改善します。こちらは理論通りでも「えっ、どうして顎で膝の痛みが!!」ということになります。そりゃ、そうですよね。この反応を見ているのが、とても楽しいです。