四文字熟語、わかってしまえばそのとおりなんですが…

 一源三岐(いちげんさんき)とは、任脈・督脈・衝脈の3つは胞宮をまとっている・胞宮から流注が始まっていることを意味していて、奇経治療をするなら常識も常識というところだったのですが、二経治療だと八会穴と直接結びつかないのですっかり抜け落ちていました。
 そりゃそうですよね、任脈は列欠、督脈は後渓、衝脈は公孫を使うというのですから、公孫はまだわかるのですけど列欠と後渓は遥か遠くにあるので「そういうもんだ」と覚えこむしかなかったのですから。
 それで音声図書で「いちげんさんき」といわれても、文字がわかりません。一元管理という言葉があるので、これに基準を加えて一元三基かと想像していたなら、解釈すればその通りで一つの源から3つが分岐しているという四文字熟語だったという話でした。