最後の非公式月例会でしたが、この四年間の成果が凝縮

 昨日の滋賀漢方鍼医会での最後の非公式月例会、10人を超えると一気に活気が出てくるのであり新しい人の参加も弾みになりました。
 伝統臨床セミナーでブラッシュアップさせてきた腹診を中心に脈診まで含んだ実技、最初に頭をぶん殴ってしまうと夢中になってくれるのであり、一時間以内に診察するための手も目もスタートダッシュで作れてしまうので向こうも嬉しかったという感想でした。
 ちょっと意外だった感想は、「この段階はまず変化を感じてもらうだけだからそれがわかるだけでいい」としていたのですけど、鍼灸学校では教員が一方的に自分の知識を話して「これでわかっただろう」という態度をしてくるので逆に疑問しか残らなかったというもの。鍼灸学校なのに鍼灸師を育てようという気がないんですかね。「初めて面白さを感じた実技だった」ということです。
 そして最初から入会する気持ちでもあったようですけど、大幅に会費を値下げすることや新テキストの準備もあるということで、一気に三人もの入会表明はとても嬉しかったです。古い会員にも刺激になった一日でした。