テキスト執筆での、風通し作業

 実は「もし反発があったならどうしよう」と少し不安を抱えていた実技に特化したテキスト執筆、ほとんどの会員は代わりにやってもらえるならラッキーとしか思わないでしょうけど「コンセプト段階で一枚噛んでおかないと」という意見が出てきても、これは当然でした。
 けれど、あっさり一人が執筆してしまう方がバランスが取れてそのほうがいいということになり、独断先行を認めてくれたのでホッとしました。今の滋賀漢方鍼医会の雰囲気は、とてもいいですから波風が立たないほうがいい。
 それで「押し流す奇経治療」の見直しをして、次に「腹診」も病理産物の触り方までは書いたものの五臓のどれがどんな病理産物に着目すべきかを書いていなかったので見直してみると、もっと見出しをつけたほうが読みやすいことがわかってかなり手直ししています。打ち込んでいる最中はどうしても夢中になってしまうので、全体の風通しはあとからの作業というのがよくわかってきました。